HOW TEA IS MADE 『台湾茶作成工程』

台湾茶が日本に届くまで

1.収穫

台湾の各産地で収穫がされています。
一般的には機械と手作業の二種類に分けられます。
茶葉は、葉が柔らかく、分厚く、淡い緑のものがよいとされています。

2.日光萎凋(にっこういちょう)

茶葉を温度30~40度の日光のもとで干し、茶葉の一部の水分を蒸発させます。続けて茶葉を柔らかくすると同時に酵素を刺激し、茶葉を発酵させます。気温・湿度・日照により時間や日光量を調節します。

3.室内萎凋(しつないいちょう)

22~25℃に保たれた室内に、茶葉が重ならないように広げ、半日程度おくことで、さらに水分を蒸発させ、発酵を促します。水分量の変化を最適な状態に保つことで、お茶の香りと味を最大限に引き出す準備をと問えます。

4.撹拌(かくはん)

撹拌機でかき混ぜ、茶葉をお互いに衝突させることで更に発酵状態を促し、茶葉の味わいを高めます。を発揮させます。この工程で、香りが劇的に変化をします。

5.殺青(さっせい)

茶葉が適度に発酵した後、ドラム式乾燥機の中に茶葉を入れ、高温で一気に乾燥させます。高温で酵素活性を破壊することによって、『揉みの状態』『水分の調整』を適切行い、茶葉の品質を安定させます。

6.包揉(ほうじゅう)

茶葉を布で包み、きつく絞り込んで玉を作ります。機械の力で茶葉に力を加えることで摩擦を起こし、芽や葉の組織細胞を破壊することで、中の液体を表面に付着させ、乾燥して固めた後お茶を抽出しやすくします。

7.乾燥

余った水分を取り除き、茶葉を引き締め、茶葉の形を固めます。また、茶葉の発酵を止めることで茶葉の保存期間を長くし、お茶がさらに香り高くなります。

8.出荷

パッケージ作業が終わると、いよいよ日本に向けて出荷です。台湾から食品を輸出する際、農薬検査が必須項目となっています。安心・安全の珠玉のお茶を皆様のお手元に届けます。